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【大家さんのための賃貸トラブル相談室】 同居と転貸はどう違う?承諾する際の注意点は?

Q&A

【大家さんからの御相談】

同居や転貸借というのはどのような場合をいうのでしょうか?また,同居や転貸を承諾する際に気を付けることがあったら教えてください。

【弁護士からのアドバイス】

同居は賃借人と第三者が賃貸借の目的物を共同使用することをいいます。

他方で,転貸借は,賃借人が賃借目的物の全部又は一部を第三者(転借人)に使用収益させる契約をいいます。

両者共,物件を賃借人以外の第三者が使用することとなる点では共通しますので,賃貸借契約書上は,同居についても,転貸をみなすと定めたり,あるいは,賃貸人の承諾が必要である旨明記させておく必要があります。

また,賃貸借契約締結後に賃借人から「同居」や「転貸」の承諾を求められた場合には,同居人や転借人の本人確認書類及び収入資料の提出を求めると共に,敷金・保証金の増額を要求するように御留意頂きたいところです。

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